たくさんの子どもたちに描いてもらえてホクホクしていた僕に、「明日も来る?」と子どもたちが言ってくれました。愚問です。その日の夜、お店が閉まるギリギリの時間に画材を買い足し、翌朝公園へ向かうと、既に絵を描きたくて鼻息をフガフガと荒くしている子どもたちがいました。もっと人数集まってからにしよっかな〜と思っていましたがバンコク猪たちに突進されたら怖いので、さっそく用意した大きな画用紙に絵を描いてもらいました。
前日は10人以上の子どもたちをいっぺんに相手していたので、一人ひとりとコミュニケーションをとる暇がほとんど無かったのですが、この日はゆったりと子どもたちと触れ合うことが出来ました。しかし、僕のタイ語はコップンカーとサワディーカーの二本槍だし、子どもはこれから英語を覚えていくところだったので、互いにヘラヘラするだけでしたが。
この図書館に特別な名前があるわけではないと聞いたので、僕が勝手に名付けた「ワンダフルライブラリー」という文字と日付を載せて寄贈させていただきました。突然訪れた僕にたくさん協力して頂いた図書館の方々や子どもへの感謝の印になれば幸いです。子どもたちはその絵を見る度に、狂ったようにコップンカーを連呼するゆとり小柄男を思い出すはずです。
ただ、ワンダフルのスペルミスに気が付き、カーッと顔を真っ赤にしたのは宿のベッドの上でのことでした。
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