自己紹介ですよ
みなさんこんにちは、かんです。
僕は子どもの絵を集めながら世界中を旅する元保育士です。2022年6月よりヨーロッパへの旅を始め、その後はアジアやアフリカ、南アメリカなどの国を訪れる予定です。
そしてこの旅の終わりに日本で集めた子どもの絵の展覧会を開きたいと考えています。
このブログでは僕の旅の記録を残していこうと思っているので、暖かい目で見守っていただけたら嬉しいです。
子どもの絵を集めて展覧会をしようと思った経緯
ここ数年美術館に行くのが趣味になっており、保育士時代には子どもの絵を観るのが好きでした。
激しい筆のタッチで何色も絵の具を塗り重ね、決して鮮やかとは言い切れなくとも豪快な色使いで(この世の?)「ぜんぶ」を描く子や、発表会での思い出を描く機会には、その発表会での自分の姿を家庭でプロジェクターを通して観ている様子を描く子がおり(ちなみに録画したカメラの名前は「にくかめら」だそうです)、大人には想像もできない表現を目の当たりにし、子どもの発想に感心するとともに、決して真似のできない芸術としての価値の高さを感じていました。
事実、かの有名な画家パブロ・ピカソはこんな名言を残しています。
“子どもはみな芸術家だ。問題は大人になっても芸術家でいられるかどうかだ。”
ありがたいことに、まさに僕は芸術家に囲まれた日々を過ごさせてもらったわけなのです。
しかし、残念なことに世間ではその芸術家たちの絵を観る機会があまりにも少なすぎることに気がつきました。保育園や幼稚園の教室に飾っても観られるのはその保護者だけであるし、展覧会があると言っても少ないうえ、地域の公民館や役所のちょっとしたスペースにしか展示されていない。
そこで僕は思いました。ピカソに芸術家と言わしめた子どもたちの絵はもっと多くの人々に見てもらうべきであると。保育園や家庭の中でその芸術を留めておくのは勿体無いとも。
世界中を旅することに形を残したい
そして同時に僕は世界中を旅する予定だったので(その目的は他にありますが、ここで書くと主題を見失ってしまいそうなので割愛します。)、せっかく長い間世界を旅するなら何か形を残したいなと思っていました。
そんなことをぼんやり考えている時、父親から借りて読んでいた鉄道旅の本『汽車旅は地球の果てへ』にこんなエピソードがありました。アンデスの高山列車に乗り、列車が駅に停車した時、一人の子どもが筆者に絵を見せると、その絵を売るという意味で人差し指を立てながら「ワンダラー」と交渉してきた。彼が1ドル札を用意すると、すかさず「ツーダラー」と今度は指をピースさせて言ったそう。結局筆者はその絵を2ドルで買ってしまった。
僕はこのエピソードを読み、「これだー!」と心の中で叫びました。自分の名前が新幹線に由来しているにも関わらず、全く電車に興味のない僕が「スイッチバック」という謎の鉄道用語を繰り返し書かれた、好きな人には堪らないであろう本を我慢して読んだ甲斐があった。
“その子はどんな絵を描いたのだろう。” “他の国に住む子どもはどんな絵を描くのだろう。”
この興味が僕を動かしました。
子どもの絵をもっと多くの人に観てもらいたい+世界中の子どもの絵を観てみたい
こんな思いから、世界中の子どもたちから集めた絵の展覧会をしようと思ったわけです。
僕の旅はこれから始まります。本当に絵を集めることはできるのか分かりませんが、とにかくやってみようと思います。
ここまで読んでくれる人なんてそういないと思いますが、読んでくれた人ありがとうございます!頑張ります〜!!!
コメント
すてき!!応援してる!!
あはー!ありがとうがんばる。